電子車検証だと、所有者や満了日が券面に見えない。
何で確かめる?
電子車検証を見ても、所有者の名前や、車検の満了日が見当たらない。
紙の車検証と見え方が違うので、売る準備の途中で戸惑うことがあります。
このサイトでは買取価格の予想はしません。
この記事では、券面に載る情報と載らない情報、載らない情報を何で確かめるかを整理します。

どこにあるのかな?
この記事のまとめ
- 電子車検証の券面には、使用者の氏名などが載る。所有者の氏名・住所や、有効期間の満了日は載らない
- 載らない情報はICタグに入っていて、車検証閲覧アプリで確かめる
- 「自動車検査証記録事項」は、券面で見えない事項を確かめるための書面。窓口での配布には期限がある
- 売る前は、所有者と満了日を確かめる。満了の年月は、前面ガラスの検査標章にも出ている
- 軽自動車も2024年1月4日から順次、電子車検証に切り替わっている。券面の項目別の内訳は、この記事では確かめられていない
券面に載る情報と、載らない情報
券面に載らない情報は、ICタグに入っています。
国土交通省の電子車検証の案内は、券面に載る事項と、ICタグだけに記録される事項を分けて示しています。
券面に載る事項には、車台番号、型式、初度登録年月、使用者の氏名または名称などがあります。
券面に載る
- 車台番号・型式・初度登録年月・使用者の氏名など
券面に載らない(ICタグのみ)
- 所有者の氏名・住所、使用者の住所、使用の本拠の位置、有効期間の満了日
国土交通省のQ&Aにも、所有者の氏名・住所や有効期限は券面に記載がなく、ICチップに格納されていると書かれています。
券面にない情報は、車検証閲覧アプリで見る
ICタグの情報は、車検証閲覧アプリで確かめます。
アプリでは、券面のセキュリティコードを入力して、ICタグを読み取ります。
スマートフォンはNFC対応の機種に限られ、パソコンではICカードリーダーが必要です。
iPadは対応していないと案内されています。
アプリの操作画面の説明は、この記事では扱いません。
くわしくは、国土交通省の電子車検証特設サイトで確かめてください。
アプリには、有効期間の満了する日の90日前、60日前、30日前と、1日後に知らせる通知もあります。
「自動車検査証記録事項」は、紙で確かめるための書面
券面で見えない事項を、書面で確かめることもできます。
国土交通省のQ&Aは、「自動車検査証記録事項」を、ICタグに記録された、券面では確認できない事項を確かめるための書面として説明しています。
電子化のあと、電子車検証の交付や更新のときに、窓口で渡されてきました。
ただし、窓口での配布には期限があります。
券面の記載事項に変更のない検査手続きは2025年12月末、それ以外の手続きは2027年12月末で終了すると案内されています。
終了後も、必要な人は、運輸支局などに置かれた印刷端末で印刷できます。
車検証閲覧アプリから、PDFとして出力することもできます。
売る前に確かめたい2つの情報
所有者と、有効期間の満了日を確かめます。
所有者と使用者は、別の人や会社のことがあります。
券面に見える使用者の氏名だけでは、所有者は分かりません。
ローンが残っている車は、所有者がローン会社や販売店のことがあります。
くわしくは、ローン中の車を売る前に、車検証の「所有者」欄で確かめることにまとめています。

ICタグにはあるよ。
車検の満了日も、券面には載りません。
アプリで確かめるほか、前面ガラスの内側の検査標章(ステッカー)にも、有効期間の満了する年月が出ています。
満了日と、売る時期の考え方は、車検の前に売るか、通してから売るか。にまとめています。
軽自動車の場合
軽自動車も、2024年1月4日から順次、切り替わっています。
京都府の案内は、2024年1月4日以降、軽自動車も紙の車検証から電子車検証へ、段階的に切り替わっていると説明しています。
券面の記載は最小限で、当面の間は、従来の車検証とほぼ同じ内容を載せた「自動車検査証記録事項」が発行される、と案内されています。
なくしたときは、車検証閲覧アプリから出力して印刷できます。
軽自動車の券面に、どの項目が載るかは、この記事では項目ごとには確かめられていません。
迷うときは、車検証閲覧アプリで見るか、軽自動車検査協会に聞いてください。
自分の車で確かめる
券面で見つからないときは、アプリで読み取ります。
所有者や満了日が券面に見当たらなくても、記録されていないわけではありません。
手元の車検証と、スマートフォンかICカードリーダーを用意して、車検証閲覧アプリで確かめましょう。
車の期日や売り方を整理したいときは、診断で確かめられます。

読み取ってみよう。